こんにちは、万次郎です。
東京の奥多摩駅のすぐ近くにある「氷川キャンプ場」で、冬キャンプしてきました。
暖冬と言われていても、朝の気温は氷点下です。
冬キャンプでの重要アイテムと言えば、シュラフ(寝袋)ですね。
どのようなシュラフを選べば、失敗しないのか考えてみましょう。
Contents
万次郎の使っているシュラフ
私が冬キャンプで使っているシュラフです。
モンベルの「バロウバッグ #2」です。
元々は、登山用にマイナス5度くらいでも使えるものを探して、このシュラフにたどり着きました。
友人もモンベルを使っているメンバーが多いですが、モンベルの冬用シュラフは意外と高いですよね。
バロウバック#2の仕様
【素材】表地:40デニール・スーパーマルチ・ナイロン・タフタ[超耐久撥水加工]
【重量】1,460g(1,554g) ※( )内はスタッフバッグを含む総重量です。
【カラー】サンフラワー(SUF)
【サイズ】R/ZIP(右ジッパー)、L/ZIP(左ジッパー)
【収納サイズ】∅20.5×41cm(10.8L)
【コンフォート温度】2℃
【リミット温度】-4℃
【エクストリーム温度】-21℃
【適応身長】183cmまで
【機能】R(右)ジッパーモデルとL(左)ジッパーモデルからお選びいただけます/ジョイント可能モデルとジョイントできます/スーパースパイラルストレッチ™ システム
【付属品】コンプレッション可能なスタッフバッグ
シュラフの対応温度とは?
ISO23537とEN13537で定義されている定義です。
温度の感じ方は人それぞれの部分もあるので、マネキンに温度センサーを取り付けて計測し、それぞれのシュラフに対して対応温度を決めています。
私は、バロウバック#2を使っているので、リミット温度マイナス4度ですね。
テントの中に入り、直接風が当たらなければ、このシュラフで耐えれています。
コンフォート温度
多くの人が快適に睡眠をとれる温度
【定義】
一般的に代謝が低く、寒さに対する耐性が低い人や男性よりも寒さを感じやすい女性の方が、リラックスした体勢を保ちながらで寒さを感じることなく睡眠ができるとされている温度です。
リミット温度
人により快適に睡眠をとれたり、とれなかったりする温度
衣服を工夫する事により、快適な状態を作る事が出来る
【定義】
一般的に代謝が高く、寒さに対する耐性が高い人が寝袋のなかで丸まった状態で寒さを感じずに睡眠ができるとされている温度です。
エクストリーム温度
低体温症を引き起こす可能性がある温度で、場合によっては死に至る事もある
【定義】
一般的に代謝が低く、寒さに対する耐性が低い人が、寝袋のなかで丸まった状態で厳しい寒さを感じ、震えを伴いながら6時間まで持ちこたえられるとされる温度です。
冬キャンプや雨降りのキャンプで役に立つシュラフカバー
今回は、念のためにシュラフカバーを使いました。
防水性が高くシュラフを雨や湿気から守るための道具ですが、冬キャンプで使うと寒さ対策にもなります。
私は、シュラフの購入タイミングで一緒に買いましたが、そんなに活躍の場がないのですが、雨が降ったり、思っていたよりも寒いかな~と言う時に、助かります。
家から出発時点で、氷点下が確実で本当に寒いと分かっている時には、「バロウバック#1」を持って行きます。
ですから、シュラフカバーは、予想で来きない気温や天候の変化に対応できる道具です。
売れているシュラフランキング
AMAZONのシュラフ売れ筋ランキングの中から、快適温度が氷点下(0度以下)に設定されている商品を調査してみました。
アマゾンのシュラフ売れ筋ランキングベスト50位までの中での使えそうなシュラフをセレクトしています。
調査して分かったのは、上位の商品は、「Amazon's Choice」のものが多いですね。
Amazon’s Choice
ユーザーが購入済みの商品で、すぐに発送ができ、評価が高く、求めやすい価格の商品
ベストセラー
特定のカテゴリの中で特定の期間での売れ筋で1位を獲得した商品で、未発売の予約注文された商品も対象となる。なので時間の経過と共にベストセラーのラベルが外される事もある。売れ筋ランキングの1位を観察していると分かりやすい
HAWK GEAR(ホークギア)
中空繊維を使った防寒仕様
ゆるキャン△の実写版で、撫子(なでしこ)が使用しているシュラフですね。
私の友人も、氷川キャンプ場での冬キャンプに持ってきていました。
SoomLoom
(羽毛量1200g)-15℃~0℃
(羽毛量1500g)‐20℃~‐5℃
羽毛を使用した本格的なマミー型シュラフです。
400Tナイロンを使用しているので、軽くて切れないという商品です。
CuteeFox
CuteeFox 寝袋 封筒型 軽量 シュラフ 防水 コンパクト【 選べる6色】1kg 1.8kg 2.2kg アウトドア 登山 車中泊 丸洗い 収納袋付き オールシーズン (ブルー 2.2kg
1kg:5~20度
1.4kg:0~10度
1.8kg:-10~-5度
表地は耐水性と耐引き裂き性ナイロン生地210Tを使用。
重さにより、耐寒温度設定が変わるので、信用度が高いですね。
よく、1kg程度で1年中使えるというシュラフがありますが、現実的にそんなことありませんよね。
MIABOO
重さ:約2.2kg
耐寒範囲:-10℃ ~ 10℃
最低使用温度:-10℃
表地が耐水性と耐引裂のナイロン210Tを使用。
おそらく、春秋冬のスリーシーズン用と思われます。
冬キャンプで使用する際は、衣服やカイロなどでの調整が必要と予想されます。
YOGOTO
使用温度:-25℃~0℃~5℃(快適温度-5℃)
重量:約2300g
素材:外部:ナイロン 中綿:ダウン90%(1500g) フェザー10%
使用サイズ:220×80×50cm 収納サイズ:25×45cm(筒型)
ダウン90%の本格的なシュラフです。
色は2色から選択可能です。
この商品、シュラフのファスナー位置を右か左か選べます。
実際、マミー型はシュラフの中からチャックを閉める時に、利き腕側にチャックがあった方がいいんですよね。
Fisker
限界温度:-30℃
ダウンを1800g使用した本格シュラフ
外部は、380Tナイロン100%(防水性強)、内部は320T柔らかく加工されています。
この性能で、この価格だと確かに売れるよな~と思います。
LMR
外側:400Tナイロン(撥水加工)
内側:320Tポリエステル
充填物:約1500g高級ダウン
見た目的には、高級ブランドのシュラフに近いデザインや色です。
3色のカラーバリエーションがあります。
冬キャンプに適したシュラフのまとめ
久しぶりに色々なシュラフを調査しました。
安いのは良くない商品と言うのは否定できない話ですが、モンベルやスノーピークなどの有名メーカーの半額か三分の一くらいの予算で買うとすれば、同じ性能のシュラフが買えるのではないかと思いました。
ポイントは、ダウンの量と生地で使われているナイロンなどの素材ですね。
写真では分かりずらいところもあるでしょうが、ファスナーがプラスティックなのか金属なのかも重要ですね。
シュラフカバーも持っていると、一段上の耐寒温度のシュラフにレベルアップできるので便利です。