こんにちは、万次郎です。
今回は、アウトドアマット、もしくはアウトドアマットレスと呼ばれる商品を購入したので、その時に調べた情報をまとめます。
キャンプ用のマットと言ってもたくさんの種類があります。
マットレス、エアーマット、キャンプマット、アウトドアマットなど、色々な呼び方をされています。
私もいくつかのマットを持っていますが、硬さやサイズが自分に合っていると、テント泊の時、よく眠れたり翌日に疲れが残らないので、意外と重要なアイテムなのです。
昔は選択肢が少なかったキャンプギアですが、最近は中国メーカーの到来でたくさんの種類があります。
Contents
キャンプ用マットレスの機能とは?
キャンプ用のマットレスは、基本的にはテントの中に敷いて使います。
テントを張った場所がフカフカの芝生の上であれば、テントの中で座っても寝転がっても快適ですが、地面に小石や岩だらけの場所だった場合には、マットレスが必須となります。
マットレスは、大きく3つの種類があります。
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折り畳みタイプ
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ロールタイプ
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インフレータータイプ
それぞれの大きな違いは、折り畳んでコンパクトにするのか、空気を抜いてコンパクトにするかです。
コンパクトにするという事は。容量を小さくする事ですが、どこまでコンパクトにこだわるかで寝心地や使用感に差が出ます。
どのように、マットを利用するか、何を重視するかを検討してどのタイプを選択するか決めた方が失敗がありませんね。
【私が買った中、今でも使っている物】
現在はキャンパー利用者多いのですが、一昔前は登山をする人の方が圧倒的に使っていた人が多かった商品です。
1泊2日や、日帰りの登山の時用に昔から使っている商品です。
登山用のザックに縦に縛って山登りをしている姿が格好良くて買いました。
ただ、同じような折り畳んで収納するタイプの中では価格が高いと感じます。
メモ
- サイズ:51×183×2cm
- 重量:410g
- 素材:軽量EVAフォーム
- 収納サイズ:51×15×13cm
- R値:2.0
高機能なのは片面に「アルミ蒸着」がされており、アルミ無しのモデルと比べて断熱性が20%向上するとメーカーカタログには書かれています。
また、アルミ蒸着面を下向きにするか、上向きにするかで、冬は暖かく(アルミ上向き)、夏は涼しく(アルミ下向き)利用できるのです。
そして、R値が設定している事でも品質を信用できます。
R値とは?
R-valueのの事で断熱性の目安となる数値です。
R値1以上 → 夏
R値2以上 → 春、夏、秋
R値4以上 → オールシーズン
R値5.0以上 → 冬
もう一つは、奥の方にチラッと見えている黄色いインフォレター式のスリーピングマットです。
モンベルのU.L. コンフォートシステム キャンプパッド38 150
本格的に高い山などを登りだした時に、寝袋と合わせて購入しました。
ピロー(枕)付きで、補修セットも付属しています。
メモ
【素材】表地:30デニール・ポリエステル・リップストップ[TPUラミネート]
クッション材:ウレタンフォーム
【重量】890g
【カラー】トパーズ(TOPAZ)
【サイズ】長さ150×幅60×厚さ3.8cm
【特長】リペアキット付属/スタッフバッグ付き
【収納サイズ】∅18×30cm
このマットがすごいのは、空気を入れた時の厚さが38mmになるのですが、ウレタン素材が中に入っているので、フワフワしないのです。
登山している人は、使っている人が多いと思います。
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なぜ今回、キャンピングマットを買ったのか?
今回、アウトドアで使うスリーピングマットを買った理由は、サーマレストZライトがヘタレて来ている事もあるのですが、マットを座布団として利用したいと思ったからです。
モンベルのCAMP-PADは、ちっとした火が触れただけでも穴が開きそうだし、サーマレストZライトは縦に見た時の中央部分が随分とくたびれていたので、ある程度安めのしっかりとした、折り畳み式のスリーピングマットがを選びました。
今回購入したのは、モザンビークのキャンプマットです。
色々と検討しましたが、「何年でも使える耐久性|1年保証」、さらに「amazon's choice」そして評価も高い!
スペック
- サイズ:56×183×2cm
- 重量:410g
- 素材:軽量XPEフォーム
- 収納サイズ:56×12×13cm
- R値:2.6
なんと、アルミ蒸着処理も施されており、専用の収納袋まで付属しているのです。
値段的には、サーマレストの2/3と言うくらいの差ですが、その差額分でピロー(枕)くらいは買えますよね。
この、Mozambique(モザンビーク)のマットを寝るまでは、3つ折りか4つ折りにして、地べたスタイルの座布団で使い、寝る時にはスリーピングシートとして使いました。
最初、硬いかなぁ~と思いましたが、全体的な評価としては、いい商品だと思います。
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サーマレストとモザンビークの比較
分かりやすいように、サーマレストZライトとモザンビークのスペック比較をまとめます。
内容/商品 | Mozambique (モザンビーク) |
THERMAREST (Zライト ソル) |
サイズ | 56×183×2cm | 51×183×2cm |
収納サイズ | 56×12×13cm | 51×15×13cm |
重量 | 410g | 410g |
素材 | XPEフォーム | 軽量EVAフォーム |
R値 | 2.6 | 2 |
表面加工 | アルミ蒸着加工 | アルミ蒸着加工 |
EVA:モールド発泡
xpe: 化学ブリッジング
XPE素材は、耐久性がある分、EVA素材よりも硬いようです。
比較表で見ると、モザンビークの方が性能が良いと感じます。
人気のキャンプマット・スリーピングマット
昔は選択肢が少なかったマットですが、多くの国内外のメーカーが製品を出しています。
特に、中国メーカーは、品質に差がありますが、安価なキャンプマットをネット販売しているのが目立ちます。
折り畳みタイプのアウトドアシート
サッと広げることができて、サクッと畳める便利なマットです。
加工面の凹凸で、クッション性を作り出しています。
2000円~1万円弱くらいの価格帯にほとんどの商品価格が設定されていますが、値段の高いものは高機能なものが多いですね。
キャプテンスタッグのEVAフォームマット
キャンプの定番、キャプテンスタッグのEVAフォームマットです。
キャンパーの中では持っている人がたくさんいるのではないでしょうか~
キャプテンスタッグのEVAフォームマットのスペック
・サイズ: (約)幅56×長さ182×厚さ2cm
・収納サイズ:(約)13×12.5×56cm
・重量: (約)270g
BUNDOKフォールディングマット
パップテント(軍幕テント)で、有名なBUNDOKのアウトドアシートです。
バンドックのシートは、きれいなカラーリングが販売されています。
写真のブルー以外に、グリーン、ピンクが販売されています。
BUNDOKのアウトドアシートのスペック
・サイズ(約)/180x60x1.0cm(突起まで約1.8cm)
・収納時サイズ(約)/60x13x15cm
・材 質/発泡ポリエチレン
・重 量(約)/315g
Hilander(ハイランダー) XPE 折りたたみレジャーマット
ハイランダーのXPE 折りたたみレジャーマットです。
木製ローチェアや、木製テーブルなどが人気のメーカーです。
コストパフォーマンスが高く、製品の品質も良いという評価をよく聞きます。
ハイランダーレジャーマットのスペック
・使用サイズ:約幅60×長さ180×厚さ1cm
・収納サイズ:15×60×11.5cm
・マット材質:発砲ポリエチレン
・重量:約283g
インフレータータイプのアウトドアマット(エアマット)
空気を入れてクッション性能を作るタイプのアウトドアマットです。
一般的には、エアーマットと呼ばれる事が多いと思います。
シートの硬さは、空気の量で調整できるので自分好みの硬さに調整できますが、記事が薄いタイプでは硬めの調整ができません。
また、設置、撤収に関しては折り畳み式(ジャバラタイプ)と比べると時間が掛かります。
このタイプの一番大きなポイントは、すごくコンパクトになる事です。
Hilander(ハイランダー) スエードインフレーターマット
ハイランダーのインフォレータータイプのエアマット、「スエードインフレーターマット」です。
コスパに定評があるハイランダー
表面にスエード生地を使って、寝心地抜群!と言うキャッチコピーです。
ポイント
サイズ:幅65×長192×高さ最大5cm
収納サイズ:幅20×高65cm
重量:約1.6kg
インフレーター方式ですが、重さが1.6kgと言うのが気になります。
おそらく、生地がスエードなので重いのかも知れません。
KINGOODS エアーマット
KINGOODSのエアーマットです。
アマゾンズチョイス(amazons choice)指定商品になっている格安エアマットです。
Amazon's Choiceとは?
アマゾンがユーザーに対して、商品をオススメする仕組みのひとつです。
「すぐ発送できる」「評価が高い」「リーズナブル」の3点に合致した商品だそうです。
ピロー一体型のインフレータータイプのエアーマットで、大きな特徴は「足踏み」で空気を入れる機構が搭載されています。
カタログによれば、1~2分で空気が入るそうです。
そして、驚くべきは、「1年間の製品保証」が付属しています。
ポイント
・サイズ:約190cm×約65cm×約7cm
・収納サイズ:21cm×10cm×10cm
・重量:550g
コールマン エアーマット キャンパーインフレーターマット シングルIII
キャンプ道具のトップメーカーコールマンのエアーマット 「キャンパーインフレーターマット シングル3」です。
さすがにコールマン、まず見た目がカッコイイ!
収納サイズを見ると、意外と大きいと思います。
ポイント
使用サイズ:約63×195×5(h)cm
収納時サイズ:約 15×70cm
重量:約1.8kg
材質:ポリエステル、ポリウレタンフォーム
重量はありますが、ポリウレタンフォームを使っているので、寝心地はいいでしょうね~
コールマン好きで、オートキャンプ専門のキャンパーならオススメです。
キャプテンスタッグ エアーマット インフレーティング
キャプテンスタッグの「エアーマット インフレーティング」です。
説明はいらないメーカーだと思いますが、国内金属メーカーのアウトドアブランドですね。
先に説明した、折り畳みタイプは、初心者キャンパーの定番的なスリーピングマットになっていますが、こちらのインフレータータイプのAmazonでの評価は賛否両論のようです。
キャプテンスタッグのエアーマットスペック
製品サイズ::約)幅58×長さ188×厚さ2.5cm
収納サイズ:(約)外径12×長さ59cm
製品重量::約)900g
材質:表地/ポリエステル(PVC加工)
内材/ポリウレタンフォーム
値段、重量など商品としてのバランスは良いと思いますが、品質は最重要です。
WAQキャンピングマット
WAQのインフォレーター式キャンプマットです。
WAQは、新鋭の国内メーカーですが、コットやLEDライトなど販売している商品が売り切れになるほどの人気です。
この、インフォレーターマットもアマゾンや楽天で商品別ランキングで1位を獲得しています。
WAQキャンピングマットのスペック
展開サイズ:190cm×幅65cm×厚み8cm
収納サイズ:65cm×20cm×20cm
重量:2.5kg
テントの中での使用や、社内泊なども考慮して「厚み8cm」という厚さで商品化したそうです。
私も、本当は欲しいエアーマットですが、重量が重いのと、今回の利用用途に合わないので見送りました。
THERMAREST マットレス プロライト ポピー
THERMARESTのマットレス 「プロライト ポピー」です。
さすがに、サーマレスト、きちんと「R値」が記載されています。
R値が2.4ですので、すごく高機能なインフォレーターエアーマットですよね。
サーマレストのマットレス プロライトポピーのスペック
原産国:USA
サイズ:51cm×183cm
重量:480g
R値:2.4
ロールタイプのアウトドアマット
ロールタイプのアウトドアマットは販売しているメーカーが他のタイプと比べて少ないようです。
ロール式の特徴は、空気を入れる必要もなく、すぐに利用でき、折り畳みタイプ(ジャバラタイプ)と比較すると折り目などが無いためにトラブルも少なく安定したスペックです。
しかしながら、ロール状態から解放した時に、マット自体にロールの型が付いており、すぐに真っすぐにならない面倒な部分もあります。
THERMAREST クローズドセルマットレス リッジレスト ソーライト
サーマレストのマットレス、「クローズドセルマットレス リッジレスト ソーライト」です。
安心のサーマレストで、私もずいぶん前はこれを使ってました。
サーマレストのマットレス スペック
展開サイズ:51cm×122cm×1.5cm
収納サイズ:51cm×17cm
重量:260g
素材:軽量EVAフォーム
R値:2.1
厚さが1.5cmですが、折り畳みタイプと比較しても使用感は良い商品です。
エバニュー アウトドア スリーピングマット EXPマットUL99
エバニューのアウトドア「スリーピングマット EXPマットUL99」です。
少しでも荷物の重量を減らしたい、登山家やバックパッカーキャンパーには人気の商品です。
エバニューEXPマット99
サイズ:99×49×厚さ0.9cm
質量:90g
素材:PE軽量クローズドセルコポリマー
重量90gと言う驚異的な重さですが、長さが99cmしかない本当のプロ仕様です。
背中の部分だけがマットに乗り、足などはマットの外にはみ出るサイズ感です。
素材そのものへの評価は高いのですが、長いサイスが無いのが残念です。
マットレス、エアーマットの比較まとめ
今回、久しぶりのマットレスを購入したので、その時に比較した商品をまとめました。
普通に寝るだけで使うなら、エアーマットが選択肢もたくさんあり、寝心地が良いと思います。
今回の私のように、地べたソロキャンプの時に、座布団として使う場合は、折り畳み式がやはり便利です。
なぜなら、2cmの厚さだとしても、4つ折りで使うと4倍の8cmの座布団として利用できるのです。
マットレスは、いくつか持っていて、重ねて利用したり、初キャンプで参加したメンバーに貸したりと利用用途があるのでいいかもしれません。
夏も終わり、秋、冬のキャンプではマットは重要なキャンプギアです。
買い替えや買い足しを検討されているようでしたら、今回の記事を参考にして下さい。