カブトムシの里大久保ランドHP
こんにちは、万次郎です。
キャンプ場で、ご飯、炊いてますか??
自分は、ここ数年間、ずっと「佐藤のご飯」に頼りっきりだったのですが、山奥のキャンプ場にトライするために「飯盒(ハンゴウ)炊飯」を最近始めてます。
飯ごうでご飯を炊くなんて、小学校のサマーキャンプ以来という人も多いと思いますが、コツさえ覚えれば、意外と簡単です。
さらに、出来上がったご飯が、美味しいんです!
窯でご飯を炊く時の歌がありますが、歌通りにやってもなかなかうまくいかないんですよね~
Contents
飯ごうでお米を炊く
先日行ったキャンプでの飯ごう炊飯の風景です。
お米を一升持って来ていたのですが、メンバーそれぞれにご飯の炊き方に自分流があります。
どう作るか結論が出なかったので、持って来たハンゴウ以外にも、各自のコッヘルを使い各自で炊いてみることになりました。
早めに始まったバーベキューの後のいい余興になります。
ちなみに、飯ごうはお米の量毎にメモリがありますが、コッヘルはそのような印が無いので、水を量って入れるか感に頼るか自分流の目安が必要です。
容量1,800ml、米0.64kg(4合炊) 質量/320g
今回、利用したハンゴウは、これです。
エバニュー(EVERNEW) 兵式ハンゴウです。
内皿も標準装備で便利です。
ちなみに、この内皿にきっちりお米を入れると、2合になります。
EPI(イーピーアイ) ATSチタンクッカー TYPE-3 M TS-201
重量:本体:123g 蓋:52g
材質:チタニウム、アルミニウム(取手:ステンレス)
EPI(イーピーアイ)のチタンクッカーです。
チタン製なので、軽くて便利なので、キャンプや山に行く時には必ず持って行きます。
この、コッヘルでご飯を炊いたのは、初めてです。
炭火での飯ごう炊飯は火の調節に苦労します
私は、コッヘルでご飯を炊く担当だったので、水の量はこんな感じです。
目安は、お米を入れて、指の第一関節くらいの深さまで水を入れました。
何かの本で見た受け売りの水の量ですが、今まで大体うまく炊けています。
他のメンバーは、インターネットで調べた水の量だったり、飯盒の箱に書かれている通りに調整していましたが、それは自分流ですから、うまく炊けた人の勝ちです。
1.最初は弱火でゆっくりと水をお湯にします。
2.時々蓋を開けて、水の温度を見ます
3.指を入れると熱いな~の温度になったら、強火にします。
4.蓋がガタガタ揺れて、蓋の隙間から水蒸気が出始めます。
5.水蒸気を確認したら、中火にして沸騰を維持します。
6.時々クッカーを揺らして中を混ぜます。
7.水蒸気が出なくなるまで待ちます。
8.水蒸気が出なくなったら、蒸らします(10分くらい)
9.出来上がりです。
本当に、自己流です。
時間を測らずに、感のように見えるのですが、一応の理論があります。
まず、お米の量が1合でも、4合でも本当に同じ時間でキレイに炊ける訳がないと思っています。
それは、水の量も違うので、水が沸騰する時間が当然違うと思っているのです。
ですから、ゆっくりと水を温め、その間にお米が水をたくさん吸収して、そこから強火で一旦沸騰させてその熱い状態を水がなくなるまで続ける。
そして、水蒸気を見て炊きあがりを判断してます。
炭火なので、本当の強火にはなっていないのと、ハンゴウの置き場所を変えることにより、火の調整をしなければならなので意外と難しいですよね。
私は、うまく炊けましたが、飯ごうでチャレンジしたメンバーは、お米に芯が残り、別のクッカーでチャレンジしたメンバーは、底のご飯が黒後げになりました。
いや~キャンプ大好き、経験豊富のメンツが保てました。(笑)
赤子が泣いてもフタ取るな~♪
お米が炊き上がるまで、蓋を取ってはダメと言われていますが、なぜでしょう?
1つは、飯ごうの中で、水が沸騰してお米に水が吸収されていくのですが、蓋を取ることによりその水が吸収されずに、残ってしまいます。
結果として、水ぽい芯のあるご飯になるのです。
お米は、炊飯中に一旦、空気に触れるとアルファ化が止まってしまうそうです。
炊飯前のお米は、β化された状態なので、人間は栄養として吸収できないのですが、炊飯してα化されれば、でんぷんとして栄養を吸収できます。
よく、登山用にアルファ米というのが売っていますが、これは、ご飯を水で炊いてアルファ化したものを乾燥させているのです。
ちなみに、飯ごうで作ったご飯は、全体的に芯があり、普通に食べるのはキツイ状態でした。
飯ごう炊飯で失敗したご飯のリカバリー作戦
リカバリーで一番簡単なのは、チャーハン(焼きめし)です。
今回は、4合炊きましたが、3合失敗!
3合分を油で炒めて、玉子チャーハンにします。
こんな事もあるだろうと、チャーハンの素をちゃんと持って来てました。
3合のご飯に、玉子4つも入れて、しっかり炒めたら、チャーハンの素を入れます。
なぜか、失敗したご飯も、チャーハンにすると、ムチャクチャ美味いんですよね~
いや~いい出来です。
味も、完璧なのは、チャーハンの素のおかげですね。
ご飯を炊くのに失敗したメンバーも、チャーハンにして食べれば、いいので今後は毎回、飯ごうでご飯を作ろうと張り切ってました。
でも、カレーの時のご飯は、チャーハンにするわけにはいかないので、キャンプ場で飯ごうでご飯を炊く技術をみんな身につけないとね~
各自、自分のシェラカップでチャーハンを取って食べました。
失敗したご飯×玉子×チャーハンの素
飯ごう炊飯で失敗した時のリカバリーの方程式です。
最近の流行は丸型のご飯クッカー
ユニフレーム(UNIFLAME) fanライスクッカーDX 660089
本体:アルミニウムフッ素加工(板厚2mm)
フタ:アルミニウム
重量:770g
満水容量:約3.2L
ユニフレーム(UNIFLAME)のライスクッカーです。
2合~5合炊きなので、少人数からファミリーのキャンプまで幅広く使えます。
大きな特徴は、蓋がカタカタカタと音を鳴らして、火の調整タイミングを教えてくれるのと、釜の内側がテフロン加工されているので、焦がしても洗うのが楽ですね。
そして、2mmの板厚なので美味しいご飯が炊けます。
本体:ステンレス鋼
重量:810g
容量:約2.5L
キャプテンスタッグの3層鋼ご飯炊きクッカーです。
耐食性に優れた18-10ステンレスで挟み込んだ3層鋼(5層構造)は、抜群の熱効率と優れた耐久性で、火力の強い焚火や、ガスバーナーの強い火力にもしっかり対応できます。
キャンプ道具っという風貌と値段が安いのが人気の秘密かもしれません。
重量:920g
材質:アルミニウム(内側ノンスティック加工)
3合炊き
コールマンのアルミライスクッカーです。
2.5mm厚のアルミニウムを使用しているのでご飯が焦げ付きにくい鍋です。
また、ノンスティック加工されており、おこげもキレイに剥がれます。
標準で、米とぎ用のざる、計量カップ、メッシュ袋が付属しています。
別売りの、アルミクッキングポットの中にスタックキング(収納)できます。
まとめ
今回は、キャンプでの飯ごう炊飯体験記と今トレンドなライスクッカーをまとめました。
ハンゴウの形が曲がっているのは、昔、兵隊が腰に付けていたかららしいのですが、今ではハンゴウと言われると曲がった鍋を思い出しますよね。
実際は、曲がっていない形の飯ごうもあるようです。
キャンプ場で、カレー、チャーハン、おにぎり、普通に白飯~など美味しいご飯を炊けると食事の楽しみ方も変わります。
日頃、外食やコンビニ弁当ばかりで家でご飯を炊かない内のキャンプメンバーも、ハンゴウを購入して家で炊飯したそうです。
何となく、男のロマンを感じる、キャンプ場での飯ごう炊飯にチャレンジしてみてはいかがですか?