こんにちは、万次郎です。
キャンプと言えば、必ず火をおこしますよね~
新聞紙とウチワ、バーナーで直接など色々な方法がありますが、今の定番は「火おこし器」(チャコールスターター)です。
今回は、キャンプ歴6ヶ月、初の火おこしを任せられた新入部員が炭に火をつけるまでを記録したので、レポートします。
火おこしの方法はたくさんあります
1.新聞紙や着火剤を利用して炭に火を着ける
一番オーソドックスな方法のように思えますが、慣れるまでは意外と難しいですね。
うちのチャンプチームもキャンプ未経験者には、3~4回くらい参加したら、登竜門としてこの役割が回ってきていました。
みんな、必死になって、うちわで扇いで風を送って、苦労しながら火を着けてました。
小学生や中学生の学校行事でも、よくこれをやっていましたね~
うちの息子たちは、小さいころから炭の着火に関して英才教育をしていたため、ヒーローでした。(笑)
2.トーチを使って炭に火を着ける
出典:iwatani公式HP
トーチと呼ばれる、ガスバーナーで火を着ける方法もあります。
写真のように強力な炎が出ますので、子供などに使わせたり、酔ったひとが触るのは危険ですが、トーチで火を着けるのが一番早いと思います。
炎の最大温度が1400度くらいになるので、あっという間に火が着きます。
地元でバーベキューをする時には、私もトーチを利用して火おこしをすることが多いのですが、難点はガスが必ず必要な点です。
ガスボンベの口さえ合えば、基本的に大丈夫です。
イワタニ(Iwatani) カセットガス トーチバーナー CB-TC-BZ
本体重量:約170g
カセットコンロで有名なイワタニ製のトーチです。
自宅で鍋する時に、カセットコンロを使うと思いますが、そのガスボンベが使えるので大変便利です。
ガス自体も、カセットコンロ用であれば、スーパーやコンビニで手に入れることができるので、入手しやすい点もいいですね~
3.火おこし器(チャコールスターター)
出典:ユニフレーム公式HP
一般的に、キャンパーの間では「チャコスタ」と呼ばれる道具です。
煙突効果を利用して、温かい空気が煙突を通り上に抜けていくことで、下から自動的に空気が入り込むと言う原理で、セットすればほぼ自動的に火が着きます。
今では、各キャンプメーカーが色々なチャコスタを販売していますね~
我々も、基本はチャコスタを使います。
着火剤も少なくていい上に、うちわで風を送ったり、誰かが付いていなくていいので、すごく楽です。
4.その他
【炭関連商品】 火おこし(鍋型) と台付台十能 (アルミ製) の便利セット
ガスコンロや焚火があれば、これも使えますが・・・・
キャンプ場に到着してすぐに、ワンバーナー出して鍋に炭入れて、焼くのもかっこ悪いですよね~
家の庭でバーベキューの時などに利用する道具だと思います。
「電磁調理器や温度センサーが付いた最新のガスコンロやカセットコンロでは使用することが出来ません」と注意があるので、最新のキッチンでは利用できないかもしれません。
「火」自体も自分でおこしたい人には、オススメです。
夏休みの自由研究もかねて、子供たちに「ライター」や「マッチ」の便利さを理解させるには一番の道具です。
まんじろうも、これやった事ありますが、なかなか火が着かなかった記憶があります。
キャンプイベントにいいですね。
若手がチャコスタで火を着けるまでの実録
キャンプ歴6ヶ月の若手に、火おこしを依頼しました。
たいてい、今日の火おこしは、指名を受けると、言われた若手は喜びます。
今回も、初の火おこしを命じられた担当者は、緊張しながらも過去に何度か見たチャコスタの使い方を思い出しながら、頑張りました。
ますは、チャコスタに炭を入れます。
ポイントは・・・・
1.なるだけ大きな炭を選ぶ
2.炭を立てに入れる
3.なんとなく、空気が抜ける空間も作る
まあ~簡単です。
コンロに固形燃料を適量おいて、火を着けます。
初めて見る人は、これで炭に火が着くのか疑問を必ず言いますが、割と簡単に着きます。
着火剤にライターで火を着ける方が難しいかもしれません。
私が利用する定番は、この着火剤です。
1個で、15分程度燃焼する上に、防水材が入っているので、湿度が高くても安定して燃焼します。
やった事はありませんが、燃えている着火剤に水をかけても火が消えないらしいです。
そして、チャコスタを着火した着火剤の上にかぶせます。
いや~簡単!
これで、10分くらいで火が着きます。
まあ~今回初めての若手は、横についてずっと見守っていましたが、ちゃんと火は着きます。
別のタイミングで撮影した同じチャコスタの写真です。
特徴は、縦に刺した炭の下の方から火が着いて、どんどんと上に上がってきます。
ほったらかしにすると、チャコスタの中で灰になってしまうので、太い炭に火が着いたら、チャコスタからコンロに炭を移して、炭を足すのです。
そうすると、いい感じにバーべーキューの準備で一番重要な、火おこし完了です。
おすすめのチャコスタ(火おこし器)
キャプテンスタッグ 大型火消し壺 火おこし器セット バーベキュー用
火起し器/外径18×高さ20cm
重量: (約)1.7kg
キャプテンスタッグの火おこし器(チャコスタ)です。
私は定番で利用しています。
まず、価格が安いうえに、火消し壺がセットになっているところがいいんです。
バーベキューの後、わざわざ火を消さない場合でも、炭の残骸や灰を捨てるところが無いキャンプ場もあります。
そういう時に、火消し壺に入れて持ち帰れるんです。
アウトドアの基本は、マナーですからね~
収納時:約280×190×30mm
重量: (約)1.2kg
ユニフレームの火おこし器(チャコスタ)です。
こちらも、人気の商品だと思います。
折り畳み式なので、収納や持ち運びが楽なのが大きな特徴です。
また、ユニフレームと言うだけあった、軽量ですが、しっかりとした作りなんです。
手に取って見ると、買ってしまいます。
収納時/約31×3.5×高さ20cm
重量: (約)1.2kg
コールマンの火おこし器(チャコスタ)です。
機能性は十分です。
コールマンでテントやタープ、イスなどを揃えているキャンパーは、この一択でしょうか?
こちらも、折り畳み式で、専用のキャリーバックが付属しています。
収納サイズ:(約)W35×D20×H7cm
重量(付属品含む):(約)2.6kg
ドッペルギャンガーの1台4役のチャコスタです。
これは、驚きの4つの使い方ができるチャコスタというか、アイテムです。
1.火おこし器(チャコスタ)
2.スモーカー(燻製器)
3.ストーブ
4.グリル
なんと、便利な道具ですよね~
さらに、折り畳み式でコンパクトに収納と持ち運びが可能。
そして、ネーミングが「すごいよカオルさん」この名前がすごい!
後発で、日本に入ってきたアウトドアメーカーですが、アイデアがいいですね。
まとめ
若手が初めて火おこしをやった実録に合わせて、今のチャコスタを調査してみました。
色々な火おこしの器具はありますが、焼却炉が日本中から無くなる中、今、トンネル効果を利用しているのは「チャコールスターター」くらいかもしれません。
キャンプだけではなく、バーベキューでも大活躍の道具なので、用意しておくと便利ですよ。