こんにちは、万次郎です。
実は、上高地でのキャンプを計画しています。
北アルプスの玄関口の1つ、上高地には「小梨平キャンプ場」「徳沢キャンプ場」「横尾キャンプ場」の3つがあります。
どのキャンプ場も、上高地バスターミナルから徒歩で行かなければならないので、いつもの近代キャンプとは違い最小限の道具と食材で自然を楽しむキャンプとなります。
以前、登山で横尾キャンプ場(横尾山荘)まで行って、そこから蝶ヶ岳に登った事がありますが、その時は、いつかここでキャンプしたいなぁ~
いや、もう山に登らずに、今ここでキャンプしたいなぁ~と思いました。
ついに、上高地でキャンプをする事になったので、事前調査をまとめてみたいと思います。
上高地の宿泊施設とキャンプ場
上高地は、長野県松本市にある標高約1,500メートルの山岳景勝地です。
中部山岳国立公園の一部として、国の文化財(特別名勝・特別天然記念物)に指定されています。
清らかな梓川に架かる河童橋から望む山々の雄姿、大正池や明神池、徳沢など、山と緑と水の風景が織りなす上高地。
神の降り立つ地とも称される日本屈指の山岳景勝地として、年間150万人以上の人々が訪れています。
日本の貴重な「風景の財産」として、特別名勝・特別天然記念物に指定されている上高地では、環境保護のためにマイカー規制などの取り組みが行われています。
上高地オフィシャルHP
ほとんどの人は、上高地バスターミナルまでバスに乗って移動すると思います。
バスターミナルから有名な河童橋までは、300mとすごく近いので、ほとんどの観光客は橋までは行くようです。
河童橋の近くには、人気のアイスクリーム屋さんがありますね~
私も以前に行った時に、アイスクリーム食べました。
<バスターミナルからキャンプ場までの時間>
〇小梨平キャンプ場までは、10分
〇徳沢キャンプ場までは、2時間
〇横尾キャンプ場までは、約3時間
が目安となります。
それぞれのキャンプ場には、山小屋が隣接していますので、時間帯によっては食事ができたりします。
また、水の補給や自動販売機もあるので便利ですね。
小梨平キャンプ場 (上高地)
上高地森のリゾート小梨HP
上高地バスターミナルから徒歩10分の場所にあるキャンプ場、小梨平キャンプ場です。
営業期間 : 上高地開山期(4月中旬 ~ 11月初旬)
長野県松本市安曇上高地4468
長野県松本市安曇724-2(冬期閉山中)
TEL 0263-95-2321
FAX 0263-95-2601
FAX 0263-94-2540(冬期閉山中)
テント持ち込み | 大人(中学生以上) ¥800(日帰り ¥300) 小人(小学生)500円 幼児・乳児 無料 ※予約不要 |
貸しテント | 5人用 ¥6,000 7/1~8/31まで常設10張 |
テント持参チェックイン・アウト | 午前6時~午後6時半の間で随時受付 |
テントレンタルチェックイン・アウト | チェックイン午後2時、チェックアウト午前10時 チェックアウト延長は最大12時まで(2,000円) |
持参テントの場合、事前予約は必要ありませんので、当日、事務所で受付を行えばいいそうです。
貸しテントの場合のみご予約が必要となります。電話かメールフォームでご予約可能です。
森のリゾート小梨は、焚火禁止です(ただし、炊飯棟は可)。
小梨平キャンプ場はレンタル品も充実
手軽にキャンプするためのレンタル品が充実しています。
貸出し品リスト (単位:1日または1個)
ア | いす 小(1人用) | 300円 | サ | 皿(大小すべて) | 50円 | ハ | フライ返し | 50円 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
いす 大(2人用) | 300円 | 敷板(雨天必需)(0.9m×1.8m) | 250円 | フライパン | 200円 | |||
おたま | 50円 | 敷板半割(0.45m×1.8m) | 150円 | ブルーシート (ターブの代用など) |
300円 | |||
お盆 | 100円 | しゃもじ | 50円 | ベグ(金属製) | 20円 | |||
おろし金 (他ピーラー、など) |
50円 | スプーン等(他はし、フォークなど) | 10円 | 包丁 | 100円 | |||
お椀・お茶碗 | 50円 | タ | タープ(2m×2m) ※数量限定 |
500円 | ボウル | 100円 | ||
カ | 懐中電灯 | 100円 | 机(屋外用) | 500円 | マ | まな板 | 100円 | |
かご・ザル | 100円 | 鉄板 (焼肉・焼きそば) |
300円 | 毛布(1.5m×2.1m) | 200円 | |||
金網(焼肉・バーベキュー用) | 100円 | トング | 100円 | ヤ | やかん | 200円 | ||
釜(板厚蓋付) | 300円 | 土なべ(4人用) | 300円 | 湯たんぽ | 200円 | |||
急須 | 100円 | ナ | なべ(大小すべて) | 200円 | ラ | ランタン (コールマン製品) |
300円 | |
銀敷マット(1.0m×2.0m) | 100円 | 寝袋(モンベル製品) ※数量限定 |
500円 | リヤカー(1時間) | 300円 | |||
クーラーBOX (保冷材付) |
300円 | ハ | バケツ(洗濯などに) | 100円 | レジャーシート(2.0m×2.0m) | 300円 | ||
五徳(調理に便利) | 300円 | 飯ごう(4合・5合) | 200円 | レジャーマット (厚手のマット) |
300円 | |||
コンロ(炭用)(金網・炭おこし付き) | 500円 | 火、炭おこし | 100 | 炭・薪・着火剤は販売です。
貸出品の返却は、所定の |
||||
コンロ(ガス用)(カセットガスは別売り) | 500円 | 火バサミ | 100 |
また、荷物のお預かり、薪や炭の販売も行っております。
荷物のお預かり(1日) | 1個につき300円(20kg以下)、400円(20kg以上) |
薪(一束) | 600円 |
炭(3kg) | 700円 |
着火剤 | 100円 |
※各料金につきましては、すべて税込み価格(2017年度参考価格)
※備品の貸し出し時間は6:00〜18:30
ケビンも充実 小梨平キャンプ場
上高地森のリゾート小梨HP
小梨平リゾートには、複数タイプのケビンが用意されています。
1人~4人用、2人~5人用、5人~8人用と、少人数からファミリーまで対応可能です。
時期によっては、予約が全く取れない時もあるようなので、計画したら早めの予約がオススメです。
<ケビンの装備品>
キッチン | 有 | 食器類 | 有 |
炊飯器 | 有(ガス釜) | 暖房器具 | 有(※暖房用燃料 別料金 800円) |
水洗トイレ | 有 | 冷蔵庫 | 有 |
寝具毛布 | 有 各5組 | テレビ | 有 |
大皿 | 5 | ザル | 1 | 鍋小 | 1 | 包丁 | 1 |
おたま | 1 | しゃもじ | 1 | 鍋大 | 1 | まな板 | 1 |
汁お椀 | 5 | 炊飯器 | 1 | はし | 5 | 水切りカゴ | 1 |
小皿 | 5 | スプーン | 5 | フライ返し | 1 | ボール | 1 |
コップ | 5 | 栓抜き | 1 | フライパン | 1 | やかん | 1 |
コルク抜き | 1 | 飯茶碗 | 5 | フリーカップ | 5 | 洗剤たわし | 各1 |
※ドライヤー、歯ブラシ、調味料なんどは自分で用意して下さい。
上高地森のリゾート小梨HP
ケビンの中は、こんな感じです。
標高1500mにあるケビンですが、充実していますよね~
小梨平キャンプ場 宿泊者以外も利用できるお風呂があります
上高地森のリゾート小梨HP
宿泊者は、当然利用できますが、宿泊者以外も利用できるお風呂です。
料金 | 大人 600円 小学生 500円 小学生未満 100円 乳児無料 |
営業時間 | 12:00(正午)~19:00 (早めに始める日もあります) |
備品 | 無料ロッカー、ヘアドライヤー、ボディソープ、シャンプー完備 |
その他 | バスタオル、フェイスタオル、ひげ剃り等各自持ち込み(受付にて販売しております) |
徳沢キャンプ場 (上高地)
徳沢キャンプ場HP
上高地バスターミナルから徒歩2時間の場所に位置するキャンプ場、「徳沢キャンプ」です。
バスターミナルからは、6.7kmの距離なので、キャンプ道具を運んでくるのは大変ですが、広大な上高地の自然を満喫できます。
かつて牧場だった場所が徳沢キャンプ場として開放されています。
現在は、広々した草原のキャンプ場として上高地でも人気の場所です。
槍ヶ岳、涸沢カール、穂高連山への登山出発地として、登山客に利用されたり、キャンプがメインのファミリーキャンパーも訪れる珍しいキャンプ場です。
営業時間 : AM 7:00 ~ PM 8:00
営業期間 : 定休日無し
〒390-1516 長野県松本市上高地 4468
TEL 0263-95-2508
TEL 0263-94-2438(冬季)
FAX 0263-95-2512(4/27〜11/3)
FAX.0263-39-2041(11/4〜4/26)
幕営代 | 大人(中学生以上) ¥700(日帰り ¥300) 小人(小学生)500円 3歳以下 無料 ※予約不要 |
空天代(テントを張ったまま山行され、翌日以降に戻られる場合) | 1泊 700円 |
貸しテント | 3~4人用・1張 7,500円 |
テント持参チェックイン・アウト | 午前6時~午後6時半の間で随時受付 |
テントレンタルチェックイン・アウト | チェックイン午後2時、チェックアウト午前10時 チェックアウト延長は最大12時まで(2,000円) |
持参テントの場合、事前予約は必要ありません。
貸しテントには、数に限りがあります。
直火禁止です。
隣接する氷壁の宿徳澤園で充実したサービスを利用できます
喫 茶
徳沢キャンプ場HP
コーヒー(ホット・アイス)
アイスカフェオレ
カプチーノ・ミルクココア
カフェラテ・抹茶ラテ
紅茶・ホットミルク・カルピスミルク
生ビール・グラスワイン
ソフトクリーム
女将のきまぐれ手作りスイーツ
(女将が気が向いた時のみ販売)
ブルーベリーチーズケーキ
手作りプリン
徳沢キャンプ場HP
食 事
野沢菜チャーハン(10:00〜14:00)
山の手作りカレー
山菜そば
月見そば
カレーそば
山菜うどん
月見そば
カレーうどん
おでん
徳沢キャンプ場HP
お電話でのご予約は承っておりません。
おでん定食 1,200円
(18:00前後に提供となります)
徳沢キャンプ場HP
チェックイン時にご注文を承ります。
早朝出発のお客様は朝食を弁当に変更できます。
横尾キャンプ場 (国設横尾尾野営場)
上高地バスターミナル近くの河童橋から、徒歩で約3時間。
槍ヶ岳や穂高岳、蝶ヶ岳~常念岳などの登山ベース基地として親しまれています。隣接する横尾山荘は2008年にリニューアルされ、快適なな客室や食堂になりました。
営業時間 : AM 7:00 ~ PM 8:00
営業期間 : 定休日無し
〒390-1516 長野県松本市安曇上高地
TEL 0263-95-2421冬季の問い合わせ
横尾山荘松本事務所
〒390-0811 長野県松本市中央1-11-3
TEL 0263-33-2225
幕営代 | 大人(中学生以上) ¥700 小人(小学生)500円 ※予約不要 |
キャンプ届け受付場所 | 横尾山荘売店 |
山荘のお風呂の利用 | 横尾山荘宿泊者の未利用可能 |
テント持参チェックイン・アウト | 午前7時~午後8時の間で随時受付 |
テントレンタル・レンタル品 | 無し |
持参テントの場合、事前予約は必要ありません。
横尾山荘の売店では、飲みの(アルコール含む)やお菓子など購入可能
直火禁止です。
奥上高地の分岐点
京都大学山岳部HP
横尾山荘(横尾キャンプ場)は、奥上高地の分岐点です。
写真の横尾大橋を渡れば、涸沢カール方面へ向かうことになり、その先には穂高連山、涸沢岳などがあります。
また、橋を左手に眺めながら、直進すると明峰槍岳、横尾山荘の後ろ側に登れば、北アルプスを一望できる蝶ヶ岳に行けます。
私が前回行った時には、蝶ヶ岳に登りましたが、翌朝の北アルプスの山々の眺めは最高でした。
その時の写真がこれです。
横尾山荘から、4~5時間くらい急な坂を上り続けることになりますが、そのご褒美がこれです。
左側に、穂高、右側に槍岳と、北アルプスを一望できます。
山の中でキャンプするためのテント
スノーピークHP
徒歩でテントを運ばなければならない、山中でのキャンプは、小型の山岳テントが必要となります。
通常は、空間が広くて、耐水圧が高くて、丈夫で長く使えるなど、テントを選ぶ時には使用用途を中心に検討しますが、山岳テントだと重さと機能のバランスが重要になります。
どんなに高機能でも、重ければ持って行けません。
<山岳テント選びのポイント>
①軽量な素材で作られている
②コンパクトに収納できる
③防水性に優れている
④防風性に優れている
モンベル(mont-bell) ステラリッジテント 1型 (1人用)
収納サイズ13×13×30cm
重量:約1260g(ペグ等含む総重量約1440g)
素材:キャノピー/30デニールバリスティックナイロンリップストップ(通気撥水加工、難燃加工)/フロア&フライシート/30デニールバリスティックナイロンリップストップ(耐水圧1500mmウレタンコーティング)
防水防風:シームシーリング・床面4隅とジッパーフラップ接合部/引き裂き強度従来比2倍の軽量生地を使ったフライシート&フロア/テント出入り口は凍結や雪の付着に強い樹脂製ビスロンジッパー使用
安全快適:テーパードデザイン/ポールエンドを本体フロアコーナーに近づけ居住空間を保ちつつ軽量化に成功・ベンチレーター/テント本体正面とフライシート側面・モスキートネット/出入り口上部はメッシュと本体生地の二重構造・リフレクティブ張り綱/夜ヘッドラン
全ての生地に30デニールという薄手のナイロンを使うことによって大幅な軽量化を実現しています(※6型を除く)。薄いながらもリップストップ生地を採用することによって十分な強度を保っています。ポールとポール受け金具、ペグや張り綱に至るまで全ての部品にこだわり、軽量性と強度を高いレベルで兼ね備えています。また、ポールをスリーブに通すだけでスリーブエンドに固定される、独自の「オートセットアップ・スリーブエンド」を開発。雨や、降雪時など、さまざまな環境下でも素早い設営が可能です。全4色(3・4型は2色)から選べる別売のフライシートや豊富なオプションとの併用であらゆる状況に対応します。
モンベル(mont-bell) ステラリッジテント 2型 (1~2人用)
本体収納サイズ14×14×31cm
重量:本体約1390g(付属品込み重量約1570g)
こちらは、1~2人用です。
荷物や居住空間を考えると、1人で利用するとしても、このサイズの方が便利です。
モンベル(mont-bell) ステラリッジテント3型(3人用)
本体収納サイズ16×16×33cm
重量:2.02kg(本体1.80kg)
3人用です。
実際、私は3人用の山岳テントを1人で利用していますが、すごく快適です。
2人での利用におすすめです。
モンベルのテントは、4色のフライシート(別売り)が選択できます。
モンベルHP
ダンロップ 山岳テント SV10
DUNLOP(ダンロップテント) 1人用コンパクト登山テント VS10 国内生産品 VS10
収納サイズ:本体/25×14cm
重量:約1,550g(総重量約1,770g)
VSシリーズのポリエステル素材へのこだわり
〇濡れた時でもすぐに乾く
左図は繊維の吸湿性(一定の条件でそれぞれの繊維がどのくらい水を吸うのか)を表した図です。ポリエステルは他の繊維と比べ吸収率が低く、このことはテントが濡れてしまった場合でも水分を含みにくいため、重くなりにくいということになります。また水を含みにくいということは「その分乾きが早い」ということがいえます。
アウトドアでのテント設営時は晴天でも結露が発生し、テントは必ず水分を含んでしまいます。新品でいくら軽くてもフィールドで軽さを維持しなければ意味がありません。速乾性についても同様なことがいえます。
VSシリーズはアウトドアフィールドの使用を考え「重くならずにすぐ乾く繊維」であるポリエステルにこだわりました。
〇紫外線劣化に強い
ポリエステルは同じデニール数のナイロンと比べると紫外線劣化に強く、特にテントのように軽量化のために、細い糸で高密度に織られている生地ほど顕著に出ます、(劣化は糸の表面から始まるため、太い糸なら表面が劣化しても糸の内部まで劣化するの時間がかかりますが、糸が細いと表面が劣化した時点で内部自体が少ないのでかなりダメージを受けます。さらに、中空糸はさらにひどく表面が劣化した時点で、もともと中身がないので「劣化」という意味がきわめて弱いといえます)
昔から、登山キャンプをする人が使っている事が多いテントです。
軽量、コンパクト、設営、撤収が楽という事で人気が高いですね。
ダンロップ 山岳テント SV20
DUNLOP(ダンロップテント) 2人用コンパクト登山テント VS20 国内生産品 VS20
収納サイズ:本体/25×15cm
重量:約1,660g(総重量約1,870g)
2人用テントです。
ダンロップ製テントの大きな特徴の1つが、吊り下げ式テントという事です。
〇吊り下げ式テントのメリット
スリーブ式のようにポールを通す作業がないので強風時などに、テント本体をペグなどで固定してから設営することができます。
また、ポールをセットする時に、ほとんど力が要らずに楽に早くセットできます。
さらに、ポールをセットするフックは弊社オリジナルのスクリューフックを採用することで、どちらから風が吹いても想定内の風ならば外れることがなく、想定外の風でフックが破損しそうな時は、破損する前にスクリューフックが自ら回転し破損する前に外れるような構造になっています。
〇独自の吊り下げ式テント
吊り下げフックにストレスが集中しないように荷重分散メッシュを採用。このことでストレスを点ではなく面で受けられます。
〇設営のしやすさ
普通の吊り下げ式テントと異なり、倒立スリーブと新しいハブ付の一体型ポールの採用により、ポールを4角の倒立スリーブにセットするだけでポールが倒れずに自立し、後はスクリューフックを引っ張るだけ。設営のしやすさが一層アップしています。
ダンロップ 山岳テント SV30
DUNLOP(ダンロップテント) 3人用コンパクト登山テント VS30 国内生産品 VS30
収納サイズ:本体/25×16cm
重量:約1,900g(総重量約2,100g)
3人用のダンロップのテントです。
私は、このテントを使っています。
ダンロップのこだわり
すべてのテントが、日本で製造されています。
VSシリーズテントは全て国内の弊社関連工場で生産されてます。その理由は、裁断、縫製が非常に難しい仕様になっていて海外では生産が難しいのです。
特に生地を斜めに裁断する本体は、縫製時に伸びてしまい、微妙な調整と職人さんの技術が必要です。
そういった細かい技術に対応できる生産工場は海外ではなかなか見つからないため日本の弊社関連工場で一括管理、生産しています。
ノーピーク(snow peak) ファル Pro.air2 (2人用) SSD-702
スノーピーク(snow peak) ファル Pro.air 2 [2人用] SSD-702
重量:1,710g(本体・フレームのみ)
スノーピークの山岳用テントです。
2人用ですが、基本はソロ用テントとして利用されることが多いようです。
スノーピークは、最も後発で山岳テントの製造を始めましたが、通所のキャンプテントで培った技術やノウハウが多いため、いい商品ができていると思います。
当初発売されていた、ラゴシリーズは、廃盤となり現在は、フィルシリーズがメインとなっています。
ノーピーク(snow peak) ファル Pro.air3 (3人用) SSD-703
スノーピーク(snow peak) ファル Pro.air 3 [3人用] SSD-703
重量:1,920g(本体・フレームのみ)
スノーピークの山岳用3人用テントです。
どのシリーズもインナーテントを吊り下げる方式が採用されているため、フライシートだけでも自立して立つことが可能です。
スノーピークHP
スノーピークHP
ノーピーク(snow peak) ファル Pro.air4 (4人用) SSD-704
スノーピーク(snow peak) ファル Pro.air 4 [4人用] SSD-704
重量:2,230g(本体・フレームのみ)
スノーピークの山岳用4人用テントです。
耐水圧へのこだわり
通常、耐水圧は生地の平均値を表記します。しかし測定した部分によって耐水圧が異なっていては正しい結果とは言えません。
そこでスノーピークでは「ミニマム」という表記を使用しています。
これは生地のどの1点を測定してもその最低耐水圧を保証するという意味であり、「耐水圧1,500mmミニマム」は全てにおいて最低耐水圧1,500mmを約束することを指しています。
「ミニマム」は、スノーピークの生地に対するこだわりを現したスペックなのです。
まとめ
今回は、上高地に行く前のキャンプ場調査とリュック(ザック)で持って行けるテントをまとめました。
上高地の3つのキャンプ場(小梨平キャンプ場、徳沢キャンプ場、横尾キャンプ場)の中では、徳沢キャンプ場で泊まりたいなぁ~と言うのが正直な感想です。
それぞれ、特徴もあり、見える景色が違うのですが、元々は牧場だったと言う点に惹かれますね~
また、テントも久々に調査すると、重量も軽くなりオシャレなデザインになってました。
私が所有しているVS30は、本当におすすめのテントです。
いつもは、オートキャンプが多いのですが、たまには最小限の道具と、最小限の食材で自分の足でキャンプ場へ行くのもオシャレだと思います。
上高地のキャンプレポートは、後日掲載する予定です。